現在、はっとうで栽培されているされている赤梨の内で最も早く収穫できる品種です。
果肉はしゃきっと、ジューシーで、暑い季節に冷やして食べる際に、冷たさに負けない糖度を持つ梨ですが、
流通市場からはほぼ淘汰されました。
原因は、「梨」ということで二十世紀並の日もちがするととらえられたため、市場・仲卸・小売等の
各段階で、気温が高いところに置くと果皮が褐変しやすいことによります。
この梨をもう少し丁寧に扱ってもらったら、本来の実力を十二分に発揮したと思うと、残念です。
食べれる時期は7月末~8月上旬と短いのでご注意下さい。
生産者は限定1農家です。
昭和22年、菊水×君塚早生を交配して選抜・育成。昭和40年命名。
果形は偏円形で高さよりも横幅がずっと大きい。ていあ部(果実のおしり)のくぼみが大きく広いのが特徴的。果果重は250g前後。糖度は平均13度といわれています。
はっとうの新水(しんすい)
- 読み方
- しんすい
- 収穫時期
- 7月 下旬 ~ 8月上旬
- 果重
- 約280グラム
- 糖度
- 12 ~ 14 度