筑水×おさ二十世紀。鳥取県園芸試験場により平成二十年に登録された新しい品種です。ユニークなネーミングとその高糖度により一気に有名になりました。
勝手な印象としては、ガキ大将というか非常に自己主張の強い梨です。この時期の梨としてはやや腰高で、(若木のせいか)肩の張ったような果形。茶色の中にわずかに緑色を含んだ果皮の色。二十世紀譲りのシャリ感を保ちながら、今までの梨にはない甘さ。「俺は甘いぞ!食ってみろ。」とでも言っているような気がします。
いずれにしても、鳥取県の8月下旬の梨の主役であることは間違いないと思います。
はっとうの新甘泉(しんかんせん)
- 読み方
- しんかんせん
- 収穫時期
- 8月 下旬 ~ 9月上旬
- 果重
- 約420グラム
- 糖度
- 13 ~ 14 度