今年の二十世紀梨は出荷数量が激減!!
先日、ＪＡ鳥取いなば八東支店の梨出荷販売会議が開催されました。会議での説明によると、本年産の（露地）二十世紀梨は４月半ばの交配時期の低温と降雨により、着果数が少なく前年の６５％となっています。また、交配不良による変形果・小玉果が多く出荷量としては前年の半分近くに落ち込むのではないかと心配しています。
写真は、現在の二十世紀梨ですが、左側の果実はあきらかに小玉でやや縦長の変形果です。このような果実が多く選果場に出荷されると、下位等級の梨や規格外ばかりが増えます。従って、今年は秀３Ｌ以上の梨は販売できないと思います。まことに、まことに申し訳ございませんが、未曾有の自然災害によるものですので伏してご容赦くださるようお願いいたします。また初出荷も例年よりも遅くなる見込みです。
中国地方も１７日に梅雨明けしました。全てが悪いことばかりではなく、ここ３日と今後は晴天で暑い夏となりそうです。梨はさらに小玉傾向となりますが、その分糖度は上昇すると期待しています。昨年は大玉となりましたが味はいまいちでしたので、せめて味が良ければ少しは救いがあろうかと期待しています。
